カナダと日本の文化の違いの1つとして、チップがあります。
そこで、今回はカナダのチップの制度についてお話していきたいと思います。
1.チップって何?
チップとは規定料金とは別にサービスを受けたことに対して相手に渡すお金のことで、
日本では規定料金にチップが含まれている場合が多く、払う必要がないので馴染みのない文化だと思います。
チップを渡すことは義務ではないですが、カナダの飲食店やサービス業界ではチップを前提として時給が低めに設定されてあるケースが多くあります。こういった理由から、払うのがエチケットとなっています。
2.相場
- カジュアルなレストラン、カフェ : 料金の10-20%
- 高級なレストラン、カフェ : 料金の15-25%(*伝票にservice charge (S/C),gratuity, gratuity included などチップ関連の記載がある場合はチップ代は不要です。)
- 美容院、スパやサロン : 料金の10-20%
- タクシードライバー : 料金の10-15%
- オプショナルツアーのガイド : 料金の10-15%
- ホテルや空港のポーター : 荷物1つにつき$1-2
- ホテルのルームサービス : 注文した料理の10-15%
- ベットメイキング : 1泊$1
3.どうやって払うの?
現金
会計後にテーブルに残すのが一般的ですが、会計時にまとめて払っても問題ありません。
カナダドルには1ドル硬貨ということ2ドル硬貨があるのでチップ用に持っておくと便利です。
ぴったりお金がない場合は多めにお金を渡してお釣りをもらい、チップを渡しましょう。
クレジットカードまたはデビットカード
決済用のマシーンを渡されるのでカードを挿入し、チップの%または$を入力して、決済しましょう。